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コスモス群生の中を 「EF64 重連貨物」





2003. 9. 5 篠ノ井線 聖高原→坂北



大町市に引っ越してからしばらくは仕事に追われ写真を撮っていなかったが、あるサイトで見たEF64重連の写真を見たのをきっかけにロクヨンを追っかけるようになった。

最初は来た列車を撮影するだけだったが、そのうち運用を調べるようになり、Hゴムの色や電暖表示灯の有無を気にしたりとゴハチ末期と同じような感じだった

この日も、5462レに白Hの25号機が先頭の原色重連という事で撮影に出かけた。
この列車は篠ノ井線内での停車駅が多く何回か撮影できるありがたい列車だ。
冠着〜聖高原の定番直線で撮影後車を走らせていると、聖高原駅を過ぎた所にコスモスの群生を見つけ車を停めた。

レンズをいろいろ交換してみるが架線柱がうるさくなかなかしっくりこない。そうこうするうちに発車時間がせまってきた。
「編成を気にせずに花ピンで狙おうか。」
そう決めると長めのレンズを装着。列車がボケすぎないように被写体深度を確認し絞りを決める。花ピンでしかも発車直後なのでシャッタースピードは気にせずにすむ。
定刻通り、2輌のブロワー音を響かせながら原色重連は目の前を走り去った。

現在EF64一般型の活躍の場は主に中央西線のみとなり、そのうち原色機は数両に激減してしまった。ただ、中央西線ではまだまだ主力なので、四季折々の姿をおさめていきたい。